2014年 03月 31日
伊賀 忠央窯さん
伊賀の道中、長谷園さん目的で行ったのが、ちょっとだけ見てみようと最初に見た窯元さんの
忠央窯さん。
ものすごーくいい窯元さんなので字を大きくしてみました。渋い系が好きな人に本当にお薦めの窯元さんです。
かわいいお地蔵様が迎えてくれます。
長谷園さんと同じ並び、すこし先にあります。
駐車場がわかりにくいのですが、写真の看板すぐ後ろの道を、赤矢印の方向に進んだ先にありました。
駐車場の奥に、桜のような、立派な梅の木
入口はかなり狭いのですが、(人んちの敷地に車で入っていいのかなーと思うくらい)ちゃんと駐車場があります。
控えめに「伊賀焼展示室」の看板を掲げた普通の民家があるので引き戸の玄関を開けてください。
これはその民家の左横にある建物です。作業場なのかな多分。
玄関を入って右側の部屋。部屋が3つありました。
ここには花瓶や茶器が。
こんな素敵なおばあちゃんが案内してくださいました。
本当に素敵なおばあちゃんなんです。小さくてかわいいんです。身長が私と20㎝以上の差。
「前は140㎝あったんだけどねえ、2㎝縮んじゃったのよ〜」と言っておられました^^
伊賀焼と信楽焼の違いや、伊賀焼の歴史、忠央窯の歴史をお話してくださいました。伊賀焼きはお殿様のお抱え窯として発展し、信楽焼きは大衆の力で発展したとか、伊賀焼きは最初茶器に特化して作られていたとか、ほんとうにおもしろかったです。
玄関を入って左の部屋。
上の部屋の奥の方。
玄関の真正面の少し奥まった部屋。
青みがかった色の湯呑みですが、この色は、おばあちゃんの息子さん、現当主の秋野宏和さんが作り出した色とのことです。
伝統を守りつつ、新しい事もやっていかないといけないんですよ・・・とおばあちゃんが言っておられました。綺麗な色でした。
渋かっこいい〜
こういうのが好きな人は、きっと溜息を何度もつくんじゃないかなあ。
おばあちゃんのご主人。早くに亡くなられたそうです。入ってすぐのところにこのご主人が作られた大作がどーんと飾ってありました。
このセット、いいなーと思いました。
値段は安くはないですが、まず物を見て、そして値段をみると、やっぱりその位するよなあと思える器ばかりです。
なんといってもこのおばあちゃんがいいです。
今年91歳になるそうです。み、見えない・・・70歳代の私の母よりお肌つるつるでした。
お店にあまり卸していないそうなので、こういう渋い系が好みの器好きのみなさん、是非、三重県伊賀市丸柱の忠央窯へお越し下さいね。
おばあちゃーん、また遊びにいくね!
にほんブログ村
by utuwasuki
| 2014-03-31 00:58
| うつわ
|
Comments(2)